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Renanthera レナンセラ
レナンセラの学名「Renanthera」は、ラテン語の「Renes(腎臓)」とギリシャ語の「Anthera(葯)」からなっており、花が腎臓のような形をしているという意味です。約20種の在来種がインド東部・中国南部・東南アジアに分布しており、花色は緑のかかった淡黄色、橙色、深い緋色等があり、萼に赤や紫の斑点が入る品種もあります。
深い緋色のレナンセラが一般的で、花は小さいが花数は多く、分枝性も強いので、咲くときれいで迫力ある花火のように見えます。近年、一部の生産者はタイから「バンコクビューティー」という品種を導入しており、初期の選別と育苗はもとより、栽培・肥培管理も非常に丁寧に行っているので、品質が非常に良く、花の色もより一層鮮やかになっています。何よりも、一年中採花できることから、徐々に日本の花市場でも関心や注目を集め、それに従い輸出量も年々増加しています。しかしながら、コロナの影響で消費者傾向が一変し、レナンセラの需要は以前ほど高くはなく、2022年と2023年に商栄が日本へ輸出するレナンセラの本数は、それぞれ18万390本と10万5,805本でした。
![]() Bangkok beauty バンコクビューティー | ![]() Bangkok beauty バンコクビューティー | ![]() Renanthera レナンセラレッド |
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![]() Renanthera レナンセラレッド |
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